来春の竣工に向け着々と工事が進む現場ですが、去る10月23日 大安の日、秋らしい心地よい穏やかなお天気の中、上棟式を行いました。
上棟式とは、最後までの建築工事の安全祈願と、棟上げを無事に終えられたことに感謝するとともに、上棟できたことを工事関係者の方々と一緒にお祝いをする儀式・式典。
本式典では、大工の棟梁(大工を統率する責任者)主導のもと、立地協定を結ぶ大和村の村長も参列いただき、奄美大島独特の棟上げの伝統儀式にて滞りなく執り行われました。
島独特の棟上げの儀式は、大工の神に捧げる三宝(サンブシケ)と称する、盛塩、昆布、するめを高膳にのせて飾りつつ、参列者の手に三品が配られ、お神酒と共に摂食します。
また、島独特のひとコマに、たくさんの上棟祝いのお酒を頂戴しましたが、それらは日本酒ではなく「黒糖焼酎」の酒瓶二本括りがお決まりです。
上棟式の後には直会(なおらい)という宴会を行い、建築工事に関わる多くの方々と賑やかに楽しいひと時となりました。
引き続き、無事故、無災害で完成を迎えることが出来るよう、安全第一で工事を進めてまいります。