
おすすめの冬の奄美旅。
冬でも楽しめるハナハナビーチリゾート!
2025.03.03
世界自然遺産の島「奄美大島」は鹿児島県に属する島です。九州本土と沖縄本島のほぼ中間に位置し、奄美群島は奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島及び与論島の8島で構成されています。
南国なので沖縄のように「夏」のイメージが強いかと思いますが、冬でも十分に楽しめる観光スポットやアクティビティが揃っています。冬の奄美大島の魅力を存分に味わいましょう!
1月から2月にかけ、ヒカンザクラが見ごろを迎えます。濃いピンクで鮮やかな色彩が美しく、一足早く春を感じることができます。
また、本土では2月ごろからすこしずつ飛び始める花粉ですが、奄美大島にはスギやヒノキが自生していないため、花粉症の人にとって快適な冬を過ごせるのも嬉しいポイントです。
冬に奄美大島を訪れるメリット
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本土と比べ暖かい気候: 冬の奄美大島の平均気温は約16℃で、日中は20℃まで上がることも。厚手のコートやダウンがなくても過ごせます。避寒地を探されている方にはおすすめです。とはいえ、冬型の気圧配置で強い北風が吹くと、体感温度は寒く感じます。朝晩は10℃前後まで冷え込むため、寒暖差に注意が必要です。服装や持ち物で快適にすごせるようにしましょう。1月は降水量が多めですが、2月は断続的に雨が降ることはなく、晴れた日が増えます。 【おすすめの服装&持ち物/薄手のダウンやフリース、ウィンドブレーカー、長袖のカットソー、長ズボン 、折り畳み傘やレインコート、日焼け止め 】
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観光客が少ない: 冬は観光客が少なく、のんびりとした島時間を楽しむことができます。人気スポットも混雑せず、ゆったりと観光できます。
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費用が安い: 冬はオフシーズンのため、航空券や宿泊費用が安くなる傾向にあり、お得に奄美旅ができます。ワンランク上の宿を予約するのも良いかもしれません。
冬でも泳げるハナハナの温水プール、サウナと温泉!
ハナハナの屋外プールは温泉水で温度を調整しているため冬でも遊ぶことができます。外気にあたるより、プールの中の方が温かく2月でも元気にお子様や若者がプールを楽しんでいらっしゃいます。この時期の北風に吹かれると寒く感じることもありますが、奄美最大の水着着用で男女一緒に入れるアウトドアサウナがあるのですぐに身体を温めることができます。スライダーでプールにダイブするエキストリーム体験も良し、十分にお楽しみいただけます。
プール遊びの後は、ハナハナの絶景温泉でゆったりと。
東シナ海に溶け込む絶景露天風呂(インフィニティーバス)は海や空と一体になった感覚で、大迫力のパノラマビュー。はてしない水平線に沈む夕日で全景がピンク、オレンジ、赤色に染まり、その眺めに心奪われ、極上のひとときに癒されます。
また、海辺での星空観察もおすすめです。冬は特に空気が澄んでいるので、ふと見上げれば満天の星と天の川がみえます。日頃夜空など、じっくり見ることなんてないけれど、宇宙空間を感じ、神秘的な感動を味わうことができます。

他にもオススメ 冬の奄美旅の楽しみ方
◎ マングローブ原生林
奄美大島には日本最大級のマングローブ原生林が広がっており、カヌーでツーリングしながら、のんびり探索することができます。ガイド付きで、マングローブの多様な生態系を知ることができます。シオマネキやノコギリザガミ、リュウキュウアユなど、奄美大島ならではの生き物を観察できます。カヌーは安定性が高く、小さなお子さまからご年配の方まで、初心者でも安心して楽しめる人気のアクティビティです。
ライフジャケットを身に着け、カヌーに乗る手順やパドルの使い方などを丁寧に教えてくれて、練習してからいざ出発です。
◎ 冬しか見られない、迫力のホエールウォッチング・ホエールスイム
この時期1月~3月がシーズンでみることができる、ザトウクジラ。出産や子育てのために奄美の海にやってきます。ハナハナのインフィニティーバスからも、見えたというお客様の声を何件かいただきました。
ホエールウォッチングのクジラの遭遇率はなんと90%以上、奄美大島は日本で有数のホエールウォッチングのポイントなのです。近くで見るクジラは圧巻です。
見るだけでなく一緒に泳ぐホエールスイムができる場所は、世界でも限られています。上手くタイミングをあわせれば、至近距離で大迫力のクジラを見ることができます。クジラと直接触れ合う貴重な体験で、自然の中での感動的な瞬間を味わえます。

◎宮古崎ササント
ハナハナから車で15分の国直集落の先に、宮古崎というところがあります。背の低いリュウキュウチク(琉球竹)の笹が一面に広がっています。ここはどこだろう?という奄美らしくない見事な景観です。その特異な景観から国定公園に指定されています。宮古崎のリュウキュウチクは、東シナ海からの潮風と痩せた土地のため、大きく育たず、約40センチ位の高さでそろっているといいます。地元では笹の草原が広がるのでササント(笹の塔)と呼ばれたようです。平成30年放送の大河ドラマ「西郷どん」のロケ地でオープニングに使用されたこともあり、今でも訪れる人が絶えません。また、パワースポットの一つとしても人気があります。 昔、宮古崎はタイワンヤマツツジの開花の時には、真っ赤に染まる名所でしたが、盗掘などで姿を消してしまいました。現在、地元の方々がツツジの育成活動を行い、ウォーキング大会を通じて苗木の植樹を進めています。少しずつですが、再びタイワンヤマツツジが咲く姿が見られるようになり、いつか宮古崎が真っ赤に染まる日を心待ちにしています。