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Column & Report

​肩こり情報まとめ

2024.10.28

10月も終わりに近づき、気温も徐々に秋らしくなってきました。気温が下がってくるにつれて、肩こりをだんだん強く感じる方はいらっしゃいませんでしょうか。冷えると血管が縮み、肩回りの血流も滞りがちになりますので、これからの季節には十分に気を付けていたいところですね。 

さて昨年発表された国民生活基礎調査結果によりますと、症状として最も多いのは男女ともに腰痛で、次に肩こりとなっています。女性で肩こりに悩まされていらっしゃる方は10%前後となっていて、男性よりも多くなっています。 

特に、女性睡眠時間が5時間未満体幹筋量の低下、デスクワークをしているなどが肩こりに繋がる危険因子とされています※。その他、仕事に関連した抑うつ状態(気分の落ち込み、意欲の低下)や、職場環境への満足度の低さも肩こりに影響していることも考慮すると、業務上のストレスの影響が少なくないと言えるでしょう。 

肩こりに対して、筋力トレーニング、ストレッチなどの柔軟性運動、有酸素運動、心理的なアプローチはそれぞれ単独よりも組み合わせることで短期的な痛みの改善および身体機能の改善を示すことが報告されています。エビデンスの確実性は低いと評価されている点には留意しつつも、筋力トレーニングやストレッチなどを組み合わせて、継続することが肩こりを和らげるひとつのキーになるかもしれません。 

当サロンではストレッチ施術だけでなく、セルフケアとして筋力トレーニングやストレッチ、呼吸法なども必要に応じてお伝えしています。アドバンスコース(60分)であればゆとりをもってお伝えできるので、是非ご活用くださいませ。 

※「慢性疼痛診療ガイドライン」(2021)参考 

肩こり予防のためのストレッチ例
体幹筋を鍛えるトレーニング
00:11
肩甲骨と肩甲骨を近づけるストレッチ
00:24
肩甲骨を開くストレッチ
00:23
腹式呼吸の練習
00:35
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